革靴。
先週REGAL Shoe & Co.(リーガル シュー&カンパニー)の19AWヴィジュアル撮影をしてきたのですが、リーガル シュー&カンパニーのヴィジュアル撮影に関わるのは今回が初めてのことで、なおかつ今回自分がディレクションさせてもらったのですが、自分が思い描いていたイメージをカタチにするのは一苦労でした。
それでも自分の頭の中にはある程度こう撮りたいだの漠然としたイメージがあり、なおかつリーガル シュー&カンパニーの革靴を表現することに対して「革靴を革靴らしく表現しない(これが一番重要だった気がする。。。)」という自分なりの裏??テーマがあり、今回の撮影でほんの少しは表現出来たかなと。
来シーズンはどんな風にしようかな。
楽しみが増えた分、色々勉強ですね。
嶋田哲也
さつま芋なのか餅なのか。
デサントの打ち合わせの帰り道に駅構内で開催していた九州物産展。
九州は福岡、大分、熊本の3県しか行ったことがなく、その他の県に対しても常々行ってみたいと思う地方なのですが、その物産展で個人的に惹きつけられたのがこちら。
さつま芋と餅をつき合わせた長崎県の特産品「甘古呂餅(かんころ餅)」。
薄く輪切りにして、焦げ目がつく程度に炙って食べる代物らしいのですが、山遊びの際に持って行ってバーナーで炙って山頂で食べると美味そうだなと思い購入。
山梨の方に走ってみたいコースも見つかったし、今年はファストパッキングの縦走にも挑戦したいなと思っているので、こういった食べ物があるとついつい行動食目線で見てしまう今日この頃。
今週末は何処の山に遊びに行こうかな。
嶋田哲也
偶然。
今から13、4年ほど前に遡りますが、学生時代に偶然出会った恵比寿の眼鏡屋さん「Continuer(コンティニュエ)」。
バンタンの恵比寿校舎に通っていた当時、フラフラと恵比寿界隈を散策していたら見つけたのですが、眼鏡屋とは思えない雰囲気と佇まい、そしてスタッフさんの対応に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
コンティニュエに出会ったことで、自分の眼鏡に対する思いや考え方も変わったように思います。
その後ご縁がありムロフィスを通して仕事でも絡むようになり、自分の中で東京の眼鏡屋さんで眼鏡に関して色々とご横断できる存在として思い浮かぶのがコンティニュエになりました。
そんなお店から毎シーズン届く冊子が今日手元に。
実は毎シーズン楽しみにしているコンティニュエの冊子。
独自の視点で捉えられたアイウエアにいつも興味を掻き立てられます。
ということで1ページ、1ページじっくり拝見したいと思います。
さて、今年はどんな提案かな。
嶋田哲也
理由。
ちょっとした調べ物をしていた中で見つけた「アウトドアは街の中での遊びに飽きてきた頃に、やっと『楽しいな』と思えるもの」という一言。
この一言が自分の胸に妙に突き刺さり納得する。
ひょんなことがキッカケでトレランに夢中になったことは過去のブログに書いたのですが、街中での遊びに飽きてきたというのも間違いなく理由として上げられ、毎週のように休日は山に遊びに行きたくなる理由としてもの凄く当てはまる事実だなと。
それこそ仕事よりも遊び盛り??の20代は、東京という大都会の中に身を置いているからこそ、夜な夜なお酒を飲み、クラブやら何やらで遊ぶことで何か心を満たしていたように思います。
ただそれも年齢を重ねるにつれて昔楽しいと思えたことが、今では当時と同じ感覚で楽しめなくなってしまったのも事実。
歳を重ねるとはそういうことですかね。
そんなことを考えると、センチメンタルな気分に。。
さて、今週末も山へ行くか。
嶋田哲也
奥三河。
先々週のことですが、4月7日(日)6:00 @茶臼山高原にて、奥三河パワートレイル2019のスタートが切られました。
今年一発目の挑戦となったトレイルランニング大会「奥三河パワートレイル」。
愛知県の茶臼山高原から湯谷温泉までを駆け巡る、距離にして約70kmコース(実際は67kmほど)。
プロトレイルランナー石川弘樹さんプロデュースする大会だったのですが、噂通り前半後半が全く印象が違うというか、思いっきり違う印象のコース内容の大会でした。
さてさて、いきなり70kmなんて完走出来るのか一抹の不安をずっと抱えたまま本番を迎えることになったのですが、エントリーフィーもそれなりに掛かり、交通費やら宿代やら諸々考慮すると、やはり「完走」の称号が欲しく死に物狂いで走り切りました。
まぁ、結果的に言えば完走出来たので良かったので、ちょっと自分なりに今年の奥三河を振り返ってみたいと思います。
前日受付で自宅から電車で新幹線を使えば3時間半ほど、普通列車ですと7時間という移動時間でしたので、ゆっくり行こうかなと思い始発に飛び乗り普通列車で向かうことに。
といっても7時間かかりましたが、ゆるりとのんびり電車を乗り継ぎ、乗り継ぎ、乗り継ぐこと、計4回で受付会場がある湯谷温泉駅に到着。
久々の普通列車の旅でしたので、個人的には全然苦じゃなく、良かったです。
ただ熱海駅で気付いたのですが、この時期に青春18切符があることを知りました。
てっきり夏と冬だけかと。。。
それなら青春18切符で来ればよかったなと、ちょっと後悔。。。
途中ちょろっと見知らぬ駅に降りて、ブラつくことが出来たかな。
そんなことを考えながら無事に目的地の湯谷温泉駅に到着です。
受付会場は湯谷温泉駅から徒歩5分ほどの場所でしたので、サクッと受付を済ませてコースガイダンスを聞いて、宿でゆっくりしようと思っていたら、必携品が足りないことが発覚。。
自発光式のライトを持っていったつもりが、ライト自体が点滅しなかればNGだったらしく、2回も必携品チェックを受けることになりました。
点滅ってのがポイントだったんですね。勉強不足。。
次からは気を付けたいと思います。
そんな必携品チェックあるある問題??を解決し、一時間ほどのコースガイダンスも聞き終え、宿までのバスが出ている東栄駅に向かいます。
ちなみに今年は30分ゴールが延長され、制限時間13時間30分となってました。
完走率アップに期待が高まる!!!!
さて 、駅に着くと迎えのバスが来てましたので、そのバスに乗り込み宿に着き、風呂から上がると晩飯が用意されていたのですが、なんとジンギスカン食べ放題!
予約した時に聞かされた記憶もなくビックリしましたが、テーブルの関係上自分は一人でジンギスカンをするはめに。。。
知らない人たちと一つの焼き台でジンギスカンを食べることに対してちと抵抗がありましたので、これはこれで良かったです。。。
まぁ少し寂しい気もしなくはなかったのですが、、、、お腹いっぱいになったところで、明日の準備に取り掛かります。
昨年の12月に伊豆トレイルジャーニーを完走してからというもの、ウエアやギアを購入していなかったので、当日の気分を盛り上げるために色々と新調しました。
アレコレ迷いましたが、いつもお世話になっているTHE NORTH FACEやIcebreakerなどから、気になったウエアやシューズ、ザックをチョイス。
ちなみに新しい相棒に選んだのはこちら。
キャップ:THE NORTH FACE・スワローテイルキャップ/アスファルトグレー
選んだ理由:好きなグレーカラー。ダークトーンで杢調ってのも◎。シルエットも良かったし、メッシュの切り返しも好み。
トップス:Icebreaker・テックライトショートスリーブ/グレー
選んだ理由:トレランでメリノウールの良さを身体が覚えてからというものこれは外せないアイテム。こちらも好きなカラーのグレーをチョイス。UTMFまでに他のカラーも購入予定。
ショーツ:THE NORTH FACE・フライウェイトトレイルショート/アスファルトグレー
選んだ理由:本当はもう少し短い丈のモデルにしようと思ったが、試着したら丈の短さにちょっと抵抗が出てしまい、見た目を重視してこちらの方をチョイス。
ザック:UltrAspire・ザイゴス 4.0/エメラルドブルー
選んだ理由:石川弘樹さんの大会だったのでGREGORYのルーファスで参戦しようかと思ったのですが、2018年は数々のレース&練習でルーファスにお世話になったし、2019年は違うザックを色々試してみたい気持ちの方が勝ってしまったため、A&Fの展示会で一目惚れしたこちらを先ずは試してみることに。A&Fさんに感謝!!
シューズ:THE NORTH FACE・フライトトリニティ/ボンバーブルー×TNFブラック
選んだ理由:クッション性の高いアンペッツォ/メルドグレー×エボニーグレーをUTMFに向けて購入済み(まだ試していない)だったのですが、体力不足のため後半辺りになるとシューズの重さが気になりそうだったので、別に気になっていたこちらも試すことに。UTMFでは両方とも使用しようと思う。
とまぁ、こんな感じの装備で挑んだ奥三河のコースですが、コースレポートは色々な方がされているので、自分は印象深かった箇所を3つほど挙げたいと思います。
先ずは基盤石山からの赤枠箇所の下り。
距離にして10kmほどだったと思いますが、ずっと下るので両足前部分の太腿への負荷がすごいのなんのって!!
「こんな下りを走らされて、足が後半持つのか!?」なんて自問自答しながらの走りでした。。
2つめは四谷千枚田から棚山高原にかけてですが、ここが本当に本当にキツかった。
基盤石山からの下りのせいか足が全然思うように動かないし、鉛のように足が重くなるし、なおかつ疲労が出始め超苦しいし、、、
しかも岩子谷山からの登りの際に、目の前の方のザックに付けている熊鈴があまりにも綺麗な音色で、
「チーン」
「チーン」
「チーン、チーン」
とアンビエントな感じの音がずっと鳴り響き、瞑想状態に陥りそうで。。。
深い深層心理まで掘り下げらる散々な状態だったんですが、ある一定の距離を超えた時点から体が少しばかり復活し、元気を取り戻すことに。
もしかしたらこれは多分小松エイドで2本も食べた五平餅パワーかなと、、、
そして3つめはラスボスと言わんばかりの、鳳来寺山への登り。
ヘロヘロになりながらの最後の登りでしたので一歩一歩前に前にと、とにかくとにかく無我夢中で体を動かし続け、やっとの思いで無事ゴールです。
今年一発目の大会でいきなり70kmに挑戦するという、自分的には無謀な挑戦でしたが、蓋を開けてみれば意外や意外の結果で、自分的に中々の好タイム。
UTMF完走に向けて、良いスタートが切れたかなと思います。
それにしても奥三河、噂通りのタフな大会でした。
来年もまた走りたいと思います!!
嶋田哲也
思い出。
ちょっと前ですが、原宿駅前のGAPが閉店するニュースは衝撃的でした。
今ではTOKYUプラザとなってしまった場所に、GAPが存在していた時代が懐かしく感じる。
交差点に面した入り口前の広いスペースや階段に、様々な格好をした人々が座り込み、おしゃべりしたり人間観察したり、各々が自由に過ごしていたように思う。
かくゆう地方出身の自分はというと、上京したての頃は毎回原宿に来るたびに思っていたのですが、GAP前の階段スペースに座れる人は都会人だなんて、何を根拠に当時はそう思っていたのか不思議ですが、あんな目立つ場所で座り込む行為が少し憧れでもあり、また気恥ずかしいように捉えていたなと。
座っている人達に対して、なんか一種のステータスの差を感じると言いますか。
イケてる都会人に許された場所みたいな??
時代は移り行くもの。
そうは言っても、今では原宿のどこを見渡してもタピオカ祭り。
誰がこのような原宿を想像出来たのか。
おじさんになった証拠かな。。。
嶋田哲也