スリーピークス八ヶ岳トレイルを終えて。
ここ2ヶ月ほど前から始めたランニングにハマったこともあり、先週末ついに念願だったトレイルランニングの大会にデビューしてきました!!
35歳一歩手前にして、人生初となるトレイルランニング大会。
その名は「スリーピークス八ヶ岳トレイル」。
今回一緒に参加したメンバーはTHE NORTH FACEプレスチームの永山さん、鰐渕さん、杉田さん&事業部の石塚さん、青柳さん、そして原宿店スタッフの渡邉さんの合計7名!!
初のトレラン大会だったということもあり、エントリーしたのは標高1000mの八ヶ岳高原を駆け抜ける「Attack Line 23k」という初心者向けの累積標高差1000mの23kmコース。
実はもう一つ「One Pack Line 38k」というコースが用意されていたのですが、こちらは標高2500mの三ツ頭を越える累積標高差2700mのコースで、初心者の自分にとっては全く想像がつかない距離感...ただフイナムの山本さんは「One Pack Line 38k」での出場との情報を事前に聞いており、いつかはどんなもんか一度は試してみたいなと思います。
ちなみにTHE NORTH FACEチームは「Attack Line 23k」での出場。
エントリーが確実に決まってからというもの開催日までは多少時間があったのですが、『山道の23kmなんて俺は走りきれんのか??』という不安がずっと拭えず、時間を見つけては自宅周りをロードランでトレーニングに励む日々。。。
そしてそのうちスピードはゆっくりとですが、ロードのコースを10km、15kmと走れるようになり、本番を迎えることとなりました。
・6月10日(土)
前日にエントリー受付を済まさないといけなかったため、夕方に現地入りしたのですが、開催地の北杜市がついた途端まさかの雨......
関東がついこの間梅雨入りしたこともあり当然といえば当然の天気なのですが、初のトレラン大会でランニング中ずっと雨だと道中心が折れそうな気がしてしまい、心の中に潜んでいた不安が一気に高まってしまったため、お酒を飲んでさっさとその晩は床につくことに。。。
・6月11日(日)大会当日。
朝方5時にセットした目覚まし時計のアラームが鳴り、緊張からくる浅い眠りから目を覚まし、寝ぼけまなこにカーテンを開け、恐る恐る窓の外を見てみると、、、
なっ!なっ!!なんと晴れ!!!しかもそこまで暑くなく、、、丁度良い気温という絶好のトレラン日和!!
空から降り注ぐ日光を見た瞬間それまでの眠気が一気に吹っ飛び
「最高やん!!」
と心の中でガッツポーズしたのは言うまでもなく、トレランの準備をして、スタート地点がある会場へ皆で向かいました。
自分たちが会場に着いたのは7:10頃で、今回エントリーした「Attack Line 23k」のスタートは7:30からだったのですが、「One Pack Line 38k」はスタートが7:00からだったため、会場には既に人が大勢集まっており賑わっておりました。
スタート地点付近でストレッチなどを行いながら周りを見渡していたのですが、なぜか分かりませんが会場にいる参加者のトレイルランナー達が皆異様に強うそうに見えてきて、、、、なおさら緊張感が高まるという始末。。。。
初心者にありがちな緊張感を感じつつ、開始3分前となりゾロゾロと強者ランナー達がスタート地点に集まりだし、そんなこんなで7:30を迎え、いざスタート!!
トレイルまでは1~2kmほどのロードをゾロゾロと集団の流れに身を任せてランしたのですが、しょっぱなから坂道のため、早くも息切れw
ですが、自分なりのペースを守りつつ、木漏れ日が気持ち良いトレイルをひたすらランニングし、9km地点にある第一関門の“ザ・ノース・フェイス”エイドに到着。
今思えばもっと写真を撮っておくべきだったかなと思うのですが、今回初の大会だったこということもあり自分の中で前々から決めていたことがあって、「走れるところはなるべく走ろう!」と決めておりました。
まあ、”な・る・べ・く”という感じだったので休憩しながら撮影したりすれば良かったのですが、いざ走っていると
「4時間以内にはゴールしよう!」
「いや待てよ。。。このペースだと3時間は切るんじゃねぇか??」
という気持ちが芽生え、そんなにパシャパシャと撮影をすることなくエイドでもチョロっと補給だけし、そそくさの次のエイドを目指して走りました。
ただ途中にあった長めの下りのトレイルが最高に面白く、スピードに乗った際に今までに味わったことのない“頭の中からアドレナリンが出ている感覚”というものを感じることが出来た気がします!
この臨場感を伝えたかったのですが、下りのスピード感が半端なかったためそんな余裕は無く......緩やかな上りや下りを繰り返し、第二関門の“ザ・ノース・フェイス”エイドへと到着。
この時点で想像していたより掛かった時間が短く、また変な疲れなどを感じなかったため、「とにかく確実に走りきることは出来そうやな!!」という自信が持てました!!
そしてエイドでの補給もそこそこに、すぐさまトレイルへ戻り、無我夢中で走ること50分ほど。
すると時計を見るや、残り3kmほどの地点でタイムは【2:30:00ちょい】という自分的にはビックリするほどの好タイム!!
「いやー、これは頑張って何が何でも3時間切ってゴールしてやろう!!」
という熱い気持ちが一気に芽生え、どんどんと高まる暑い日差しと気温、そして時々ヒンヤリ感じた大自然の息吹を全身で感じ取りながら、ゴールまで残り数kmのトレイルを我武者羅に掛け抜けて走り切り、両手を広げて無事ゴールイン!!!!
タイムは、
2:51:25!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「やったー!!やった!やった!!3時間切ってやったぜ!!」
と心の中で叫び倒し、23kmのトレイルを駆け抜けた喜びと達成感に浸り、最高の気分で終了することが出来ました!!
初参加で怪我もなく無事終了することが出来たのですが、この23kmという今回のコースを振り返ってみれば、初心者の自分にとっては非常に走りやすいコースで、また初めてのトレラン大会で様々な不安を抱えての参加でしたが、いざ蓋を開けてみれば「最高!!」の一言に尽きるなと。
トレイルの道中に地元の方々や運営スタッフ様の熱い声援&応援があったのも印象的で、「ガンバレー!!」というあの声援に何度励まされたことか。
ハイタッチする度にモチベーションを高めてくれた気がします。
さて、次は何に挑戦だ!?
NEVER STOP EXPLORING
嶋田哲也