3泊4日の島巡り 後編
先週のブログの続き。
3日目。
竹富島に行くため、またまたフェリー乗り場へ移動したのですが、ここでも予想外の出来事が…
ちょうど4日のこの日は竹富島ではタナドゥイ(種子取祭)という祭りを開催していたらしく、チケット売り場の受付のお姉さんからは「島民が全員参加しているから、全部店が閉まってます。レンタサイクルも無いですよ。」というまさかの事態。
楽しみにしていた自転車での島ブラも出来ないことが判明...
悩んだ挙句、歩いてブラブラするのでもいいんじゃないかということで、フェリーで竹富島へ渡り港に着くと、祭り会場までバスが出ていたので会場まで案内してもらい、ちょっろとだけ祭りを堪能。
どうやら調べてみるとこのお祭り、国の重要無形民俗文化財に指定されており、神に捧げるための舞踊や狂言などの奉納芸能を行っていたみたいです。
そんな厳格な祭りを偶然見れたことに感謝しつつ、フラフラと町を歩いているとなんと営業中のレンタサイクル屋さんを発見!!来る前に聞いた情報と違いすぎてビックリ。。。
受付のお姉さんに確認すると、ちょうど4人分の自転車(ママチャリ)が空いていたので、迷わずレンタル。
これぞ琉球!って感じの町中や、何もない道を自転車で駆け巡った時間は、本当に気持ちが良く、時が過ぎるのを忘れてしまう感覚に陥ってしまいました。
なお途中に寄ったコンドイビーチは遠浅で、ビーチから少し行ったところに砂浜が出来ていたのが印象的でした。
またこの辺りは野良猫が異常に多く、ご飯を食べていたら10匹近くの猫に囲まれるという、これまた貴重な体験 笑
十分に竹富島を満喫した後は、石垣島に戻って島の中心部近くにあるゲストハウス「ツーリストハウスIZM」へ。
こちらの宿は綺麗な一軒家で、いわゆるデザイナーズ系みたいなコンクリート打ちっ放しの造りが特徴的で、キッチンも完備されており、晩飯は皆で地元民が集まるスーパー「サンエー」に買い出し、それぞれが適当に料理を披露。
ちなみにこのスーパー、さすが島内のスーパーというだけあって「船積受付」という専用レジがあるのが印象的でした。
宴のお供は餃子を包むのが異常に上手い武さんお手製の餃子や、納豆を400回混ぜるというこだわりを見せた谷春さんの納豆のせ厚揚げ焼きや、塩気が強すぎて失敗した私作のゴーヤチャンプルー、石垣産のマグロ刺しや島豆腐の冷奴など、これでもかってぐらいの料理が並び、東京から石垣島に来て医療系の事務の仕事をしているヤスくんも交えて、泡盛をしこたま飲み明かしました。
4日目。
ベットで寝たはずが、朝起きた時にはソファーで目覚めるという謎の行動をしでかした自分に少々驚きながら、本日は最終日ということで荷物をまとめ、石垣島に再訪することを心の中で静かに誓いつつ、飛行機で那覇へ移動。
帰路の便の飛行機まで時間もそんなになかったので、那覇といえばメジャーな国際通りへ移動し、フラフラと通りを歩いて、お土産物屋さんの営業トークをサラリと交わしつつ、目的の市場の中でサクッと昼食を済ませました。
その後、武さんの取引先さんのお店「Plant&Soil」へ。
ここで驚いたのが「Plant&Soil」の目の前には川が流れているのですが、スタッフさん曰く、去年はここで石鯛が釣れたみたいです…
恐るべし、沖縄。。。
そんなこんなしている内にフライト時間が近づいてきたので、一路空港へ移動し帰路の飛行機へ。
3泊4日という濃密な旅、というか今回は旅行といった方がしっくりくる表現。
今回の旅行で知り合った方々に感謝しつつ、また来年も行きたいと強く願う初めての沖縄旅行でした。
完
嶋田哲也