雪中キャンプ Supported by THE NORTH FACE H.M【後編】
さて【前編】からの続きですが、楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよメインイベントとなる雪中キャンプがスタート。
先ずは一酸化炭素中毒にならないようテントの通気口を確保し、宮﨑さんの私物で用意してもらった暖房器具のスイッチをオン!!
するとあれよあれよという間に外気を遮断しているので想像以上にDome 5内は暖かくなり快適に。
スゲェー!!と内心叫んでいました。
そしてテント内のテーブルが斜めになっていたため、スコップでシャリシャリと削り準備完了です。
今回は特別な料理をするということは考えていなかったので、買い出しで持ち込んだ自分用のビールを天然の冷蔵庫で冷やし、私の晩飯は山なのに海鮮鍋をバーナーで温めて、皆で乾杯。
お二人ともお酒は飲まないタチでしたので1人で、一本、二本とキンキンに冷えたビールが進む進む。。。
ホテルの売店で追加で購入した「信州ナチュラルビール PORTER」という黒ビールがこれまた美味し!!
なんでこんなに冷えたビールは格別なんやろか??なんてことを思いながら、雪中キャンプのアレコレを宮﨑さんに色々お聞きしながら夜も深まり、音楽を聴きながらチルアウト。
ちなみに、あまりにも寒すぎたら飲もうと思ってフラスクに入れて持ってきたウイスキー「富士山麓樽熟原酒50度」は、テント内が快適だったため今回はビールだけに。
外はもちろん寒いのですが、暖房で温められたテント内の雰囲気ったらもう最高でして。。。
そりゃそうだって感じなのですが、、、夏場のキャンプとは大違い!!!!
肌に突き刺さる冷んやりとした冷気を感じつつ、シーンとした静寂に包まれながらの雪中キャンプって最高やないかい!!!!
そう思える時間でした。
がしかし、この後自分の経験値不足を露呈&体験する羽目になるとはつゆ知らず。。。
「そろそろ寝ましょう」ってことで寝床用に用意したNorthstar 4に移動するわけですが、事前にこちらも宮﨑さんが温めてくれていたため直ぐさま寝付ける状態!
完璧すぎるじゃないですか。。。
手際の良さといい、気遣いといい流石です。。
ただ自分は寒さ対策として着込みに着込みまくってしまったため、ダウンの寝袋にすっぽりと体を収めることが出来ずにそのまま寝落ちしてしまい、快適な寝床のはずが、寒い寒いと1人だけ辛い思いをする羽目に。。。。
いやぁ〜〜、これは思いもしなかった。。。
着込み過ぎるのも良くないんやなと、勉強になりました。
あとで教えてもらいましたが、夜は-7℃だったみたいです。。
風邪引かなくて本当に良かった(笑)
そんな苦い経験をしたわけですが、実は1人で飲み過ぎたせいもあり朝起きて二日酔いだったため、フラフラな状態のまま一度起きるも辛くて二度寝。。。
黙っていてすみません。。
そんなこんなで小一時間ほど横になり前日のビールも抜けてきたところで復活し、ホットサンドとチャイの朝食を頂きました。
毎回思うのですがキャンプで食べるホットサンドってなんであんなに美味いですかね!?不思議です。。。
ちなみに、やはり今回のも抜群に美味く、、宮﨑さんご馳走様でした!!
その後ゆったりとチルアウトが始まりボーっとしていたのですが、そろそろ御開きということで片付け開始。
テントをひっくり返して乾燥させたり、濡れたフライシートの内側をタオルで拭き取ったり、雪の中に埋めた特製ペグを抜いたり、椅子やテーブルを畳んだりと、各自テキパキと撤収作業に没頭。
そんな甲斐もあって順調に片付けも終了し、ホテルのロビーで渡邊ファミリーにお別れを告げ、いざ東京へ。
12時頃に斑尾を出発したわけですが、割と出発時間が早かったおかげで行きと同様渋滞に巻き込まれることなく、気持ちの良い冬晴れの天気のなかを快適なドライブで悠々と都内に帰ってくることが出来ました。
寝袋を宮﨑さんに借りるなど、足りない道具がいくつかあった中での初めての雪中キャンプとなりましたが、非常に楽しいひと時でした!!!!
次回は寝袋、快適なエアマット、暖房器具、スノーシュー、スコップなど雪中キャンプに欠かせない一通りの道具を揃えて挑戦したいと思います。
宮﨑さん、渡邉さん、ありがとうございました!!!!
嶋田哲也