滲み出る。
昨日はスタイリスト 岡部文彦さんとフォトグラファー 清水健吾さんのコンビで、alk phenixの19AWのLOOK撮影でした。
その撮影の中の一枚のLOOKを見て感じたことを少々書き留めたいと思います。
プレスという職業柄、スタイリストさんと接する機会が多いのですが、皆さんそれぞれの“スタイル”がありますよね。
お気に入りのブランドやアイテムはもちろんのこと、コーディネートテクニックやその人のバックボーンなどが色々と混じり合い、各々が「これが良い」ってのをチョイスして着こなしていると思いますが、今回はもちろんモデルさんがいて、そのモデルさんにアルクフェニックスの洋服を着せるわけですが、そのモデルさんを撮影すると着用者がモデルさんですが、自分的には一瞬どう見ても岡部さんになるわけですよ!
それはやはり自分としては不思議なもので、スタイリストが持つ“スタイル”ってのが、そのモデルさんに乗り移るっていうんですかね。
モデルさんがただその洋服を着ているだけっていう感じではなく、岡部さんご本人と一体化しているというか。。。
ちょっと話がややこしく、自分でもどう伝えて良いのかわけが分からなくなってしまいましたが、自分が言いたかったのは、洋服以外から滲み出た目に見えない雰囲気がやはりあるんだなということです。
それが俗にいう「〇〇っぽい」という表現なのかな。
その一枚の公開はまだ先ですがお見逃しなく!!
嶋田哲也