木の上に二年。

石の上にも三年ってことわざがありますが、石ではなく、木の上に二年という途方もない期間を一度も地上に降りることなく生活した(正確には738日間座り込みを続けた)女性の本を読みました。

 

一本の樹(レッドウッド)が遺したもの―ルナの遺産

一本の樹(レッドウッド)が遺したもの―ルナの遺産

 

 

 

角幡唯介著書「極夜行」の本の読んでいて、気になったので読んでみたこちらの本。

 

アメリカのレッドウッドの古代からある巨大な樹木とその周りにある森林を守るために、地上55m・樹齢1000年に設置されたテントで、森林伐採に対抗して座り込みの抗議をしてレッドウッドを守ったジュリア・バタフライ・ヒルの手記だったのですが、ここまで強い意志を持って出来る精神力、行動力、使命感など全てに感動。

 

環境問題に対してこれまで深く考えたことがなかった自分を見つめ直す良い機会でした。

 

 

今日打ち合わせで寄ったカフェはストローが紙のストローになっていたので、マイクロプラスチック問題を身近に感じたし、自分なりに意識改革をしていかなきゃなと。

 

 

出来ることからやっていこう。

 

 

 

嶋田哲也